“たぐひまれ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
類稀66.7%
類罕33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
父は左衞門茂頼もちよりとて、よはひ古稀こきに餘れる老武者おいむしやにて、壯年の頃より數ヶ所の戰場にて類稀たぐひまれなる手柄てがらを顯はししが、今は年老たれば其子の行末を頼りに殘年を樂みける。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)
類稀たぐひまれなる我宿わがやど
孔雀船 (旧字旧仮名) / 伊良子清白(著)
また類罕たぐひまれなる目付もあり
牧羊神 (旧字旧仮名) / 上田敏(著)