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ぞくあく
ふりがな文庫
“ぞくあく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
俗悪
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
俗悪
(逆引き)
聞けば僧正の歿後悪僧によつて
纔
(
わづ
)
か二百金で一俗人の手に売渡されたのだと云ふ。釈迦堂
其他
(
そのた
)
を開
扉
(
ひ
)
して
呉
(
く
)
れたが美術的の価値の無い
俗悪
(
ぞくあく
)
を極めた物
許
(
ばか
)
りであつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
灯
(
あかり
)
を消して裸に成つて寝たりしたのは
一寸
(
ちよつと
)
凄い気持を与へたが、
盗人
(
ぬすびと
)
が忍んで来て犬に吠えられ
短銃
(
ピストル
)
を乱発して防ぎながら
終
(
つひ
)
に
咬
(
かみ
)
殺されて
仕舞
(
しま
)
ふのは、其れが見せ場である
丈
(
だけ
)
俗悪
(
ぞくあく
)
な結果であつた。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
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