“ぞうすい”の漢字の書き方と例文
語句割合
雑炊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
火事の危険であった話や、父にたすけられた話や、久方ひさかたぶり、母との対面や何やかやで、雑炊ぞうすいを食べなどしているうち、夜は白々しらじらとして来ました。
ついでに吾輩はこの船の機関長でも何でもない。だから最前から饒舌しゃべり続けた経験談なんかは、ミンナ受け売りのゴッタ雑炊ぞうすいだ。
焦点を合せる (新字新仮名) / 夢野久作(著)
第四十一 牡蠣雑炊ぞうすい は寝汗のくすりで普通の雑炊へ牡蠣と葱とを入れてしばらく煮たものです。食べる時に大根卸しを添えます。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)