“せんたくもの”の漢字の書き方と例文
語句割合
洗濯物100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
って、ももをひろいげて、洗濯物せんたくものといっしょにたらいの中にれて、えっちら、おっちら、かかえておうちへかえりました。
桃太郎 (新字新仮名) / 楠山正雄(著)
其處からは赤い鹿の子絞りの扱帶しごきが、仕舞ひ忘れた洗濯物せんたくもののやうに、朝風にハタハタと動いて居るではありませんか。
その日の四時すぎ、自然の時間に、僕はベッドに腰かけてぼんやり窓の外をながめていたら、白衣に着かえたマア坊が、洗濯物せんたくものを持ってひょいと庭に出て来た。
パンドラの匣 (新字新仮名) / 太宰治(著)