“せんしばんこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
千紫万紅87.5%
千思万考12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それからしばらくしてから『千紫万紅せんしばんこう』という新らしい名で更に発行されたが、この『千紫万紅』は硯友社よりもむしろ紅葉一個の機関であって
織り物をするところでは、輸出向きのタフタのようなものを、動力をつかった沢山のはたで織っているのですが、ここは千紫万紅せんしばんこう色とりどりに美しい布の洪水こうずいです。
この時千思万考せんしばんこう佳句を探るに、天の川の趣はついに右三句に言ひ尽されて寸分の余地だもなき心地ここちす。すなわち筆をなげうっ大息たいそくして曰く、みなん已みなんと。
俳諧大要 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)