“せいかっこう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
背恰好60.0%
脊恰好20.0%
丈格好10.0%
身丈恰好10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
物腰から背恰好せいかっこう、声の調子、ちょいとした癖まで、妙に平次に似ているのと、時々平次でなければならない事をするので、噂が次第に根強い疑いになり
心の迷いか、済まん事だが、脊恰好せいかっこう立居たちいの容子が姉に肖然そっくり
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
顔は見えなかった。けれども大体の丈格好せいかっこうといい、髪の結びかたから、素首の辺の髪の生えぎわから、着物の柄にいたるまで、妻のみな子にそっくりなのだ。
秘密 (新字新仮名) / 平林初之輔(著)
身丈恰好せいかっこうくって、衣服なりが本当で、持物が本筋で、声が美くって、一ちゅうぶしが出来るというのだから女はベタ惚れ