“すぎこしかた”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
過去來50.0%
過越方50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
せんと云故然らば兩人の間におきたがひに心付あはんと夫婦して二十五兩の金子を中へおきかぜおとにも飛起るやうにして夜もすがらもやらず守り居けるが深々しん/\更行ふけゆくに從ひ文右衞門は過去來すぎこしかた我身の上を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
やがてを閉ぢてつくづく過越方すぎこしかたを想ひ返せば、哀れにもつらかりし思ひの數々かず/\、さながら世を隔てたらん如く、今更かし暮らせし朝夕の如何にしてと驚かれぬる計り。
滝口入道 (旧字旧仮名) / 高山樗牛(著)