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じんたん
ふりがな文庫
“じんたん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
仁丹
88.9%
人胆
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仁丹
(逆引き)
「そりゃいかん、ちょっと待って……」と、言いもきらないうちにその男はどこかへ消えてしまったが、じきにまた戻って来て、私に
仁丹
(
じんたん
)
をくれた。
何が私をこうさせたか:――獄中手記――
(新字新仮名)
/
金子ふみ子
(著)
そのおよんちゃんの間借りしている煙草屋からの帰りみち、
駒形
(
こまがた
)
の四つ辻まで来ると、ある薬屋の上に、大きな
仁丹
(
じんたん
)
の看板の立っているのが
目
(
ま
)
のあたりに見えた。
幼年時代
(新字新仮名)
/
堀辰雄
(著)
じんたん(仁丹)の例文をもっと
(16作品)
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人胆
(逆引き)
まだこの外に
人胆
(
じんたん
)
を入れた売薬があるなどと云われているが、そうなると民俗でなくして全くの迷信となるので、省略する(春風秋雨亭主人談)。
屍体と民俗
(新字新仮名)
/
中山太郎
(著)
人胆
(
じんたん
)
がある種の
病
(
やまい
)
に奇効があるということは、漢書でも見たことがあるが、現在の自分が生き
胆
(
ぎも
)
を抜かれるために飼われているのだと聞かされて、馬春堂は、あっと色を失いました。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
じんたん(人胆)の例文をもっと
(2作品)
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