“じんじょうか”の漢字の書き方と例文
語句割合
尋常科100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
わたしは尋常科じんじょうかの四年を卒業そつぎょうするまで、北海道ほっかいどうにおりました。そのころは、尋常科は四年までしかありませんでしたから、わたしは北海道で尋常小学を卒業したわけです。
くまと車掌 (新字新仮名) / 木内高音(著)
いわしこい、鰯こいは、威勢の好い小児こどもが呼ぶ。何でも商いをして帰って、佃島の小さな長屋の台所へ、ざる天秤棒てんびんぼうほうり込むと、おまんま掻込かっこんで尋常科じんじょうかへ行こうというのだ。
式部小路 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)