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じりき
ふりがな文庫
“じりき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
自力
89.5%
地力
10.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
自力
(逆引き)
自力
(
じりき
)
で日の当る所まで歩いて出て見せるが、何しろ、
長年
(
ながねん
)
掘荒した
坑
(
あな
)
だから、まるで
土蜘蛛
(
つちぐも
)
の根拠地みたようにいろいろな穴が、とんでもない所に
開
(
あ
)
いている。
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
孫右衛門は
優形
(
やさがた
)
の小男、死んで
自力
(
じりき
)
はないものの、彦兵衛の手一つでずずっとひきずり得るくらい。
釘抜藤吉捕物覚書:03 三つの足跡
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
じりき(自力)の例文をもっと
(17作品)
見る
地力
(逆引き)
大兵
(
だいひょう
)
のコーブをみごとにはねかえした、かえされたコーブもさるもの、
地力
(
じりき
)
をたのみにもうぜんと
襲来
(
しゅうらい
)
した、その右手には、こうこうたる
懐剣
(
かいけん
)
が光って、じりじりとつめよる足元は
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
それをウスノロが必死になってはね起きると、かなりの
地力
(
じりき
)
を持っていると見えて、とうとうはね起きてしまい、はね起きると共に、力を極めて田山白雲を突き飛ばして逃げ出しました。
大菩薩峠:25 みちりやの巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
じりき(地力)の例文をもっと
(2作品)
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