“じょうご”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
上戸58.2%
漏斗38.8%
常恆1.5%
畳語1.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おこ上戸じょうごやアノ泣き上戸。笑い上戸に後引き上戸。梯子はしご上戸と世間の人が。酔うた姿を見かけの通りに。名前つけるとおんなじ流儀じゃ。
ドグラ・マグラ (新字新仮名) / 夢野久作(著)
上に行くと漏斗じょうごがあってそれに受けてもらい、それから先に行くと、人間を溶かす機械があり、そこで錆を落し、いったん湯にとけて
空中征服 (新字新仮名) / 賀川豊彦(著)
常恆じょうご不断に、絶えず放送しておられる、仏の説法も、「合掌」と言う機械があり、「南無」という電流を通じてこそ、はじめて、はっきりと聞くことができるのです。
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)
初月は即ち新月であって、その文字の選び方に於て、少しも原意を損ずることはないのみならず、繊々たるという畳語じょうごのほかに、初月そのものを形容する漢字はないといってもよいくらいです。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)