畳語じょうご)” の例文
初月は即ち新月であって、その文字の選び方に於て、少しも原意を損ずることはないのみならず、繊々たるという畳語じょうごのほかに、初月そのものを形容する漢字はないといってもよいくらいです。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)