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じゆつくわい
ふりがな文庫
“じゆつくわい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
述懷
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
述懷
(逆引き)
お勝手の方で、その
述懷
(
じゆつくわい
)
を漏れ聽いてたまらなさうに笑つてゐる者があります。言ふまでもなく、平次の戀女房のお靜、それはまだ若くも美しもありました。
銭形平次捕物控:230 艶妻伝
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
父は
泪
(
なみだ
)
を拂ひつゝ娘に向ひて又云やう其
述懷
(
じゆつくわい
)
は
然
(
さる
)
事ながら
設
(
もし
)
此先が武士なりせば今更になり
箇樣
(
かやう
)
な事を
面目
(
めんぼく
)
なくて云ても
來
(
く
)
るまじよし又云て來たればとて
此方
(
こなた
)
も
承引
(
ひきうけ
)
其明の立ざる中は使の者を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
江戸開府以來と云はれた名御用聞の錢形平次が後で『——こんな念入りな細工は見たことも聞いたこともない——』と
述懷
(
じゆつくわい
)
した恐ろしい事件は此時まではまだ
銭形平次捕物控:163 閉された庭
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
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(10作品)
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