“じやり”の漢字の書き方と例文
語句割合
砂利100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
見るに浪人大橋文右衞門繩付なはつきまゝひかへ居る其外繩取役なはとりやく同心等嚴重に詰合つめあひけり又正面には大岡越前守殿出座有て砂利じやりあひだに屑屋一同平伏なし居るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
かういへば、白洲しらす砂利じやりを掴んでまでも、徳松の無實を言ひ立てようといふ、勇氣のある篤志家とくしかは容易に出ないでせう。
おきみは、宿の主婦の膝元へひれ伏して、もう五六日泊めておいてくれと願つたが、主婦は、砂利じやりのやうな言葉を吐いて、おきみの頼みをはねつけた。
天国の記録 (旧字旧仮名) / 下村千秋(著)