“バラス”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
砂利50.0%
礫石50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凝視していた砂利バラスの上に、何の苦もなく突き倒されたように思ったが、その瞬間に彼は真黒な車輪の音も無い廻転と、その間に重なり合ってひらめき飛ぶ赤い光明こうみょうのダンダラじまを認めた。
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
彼の足の下に後から後から現われて来る線路の枕木の間ごとに変化して行く礫石バラスの群れの特徴が、ずっと前に研究しかけたまま忘れかけている函数論や
木魂 (新字新仮名) / 夢野久作(著)