“しんぐう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
新宮94.4%
真空5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しん徐福じょふくが童男女三百人をつれて、仙薬を求めて東方の島に渡ったということは世に知られ、我邦わがくにでも熊野くまの新宮しんぐうがその居住地であったとか
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
(中略。)扨久太郎ひさたらう事此六月十二日よりふと大病に取あひ、誠にはじめは、ちも誠に少々にて候へども、新宮しんぐうにもけしからぬむづかしく申候。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
いったい般若の真空しんぐうの上よりいえば、客観的に宇宙の森羅万象すべてのものが空であったがごとく、主観的にも、宇宙の真理を語る所の、智慧ちえそのものもまた空だ、というのが、「無明もない」
般若心経講義 (新字新仮名) / 高神覚昇(著)