“しんくう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
真空50.0%
眞空25.0%
信空12.5%
進空12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
宛も真空しんくうの中に於けるがように、何物にも遮らるることのないその光が、如何にくっきりとした日向と影とを、地面の上に投げてるかを見る時、人は殊に深く秋を感ぜさせられる。
秋の気魄 (新字新仮名) / 豊島与志雄(著)
この力あたへる眞空しんくうの内
展望 (旧字旧仮名) / 福士幸次郎(著)
信空しんくう、筆を執っても」高弟の法蓮房信空ほうれんぼうしんくう
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三ヶ月ほどの進空しんくうののち、火星に達する計算であるが、そのときは火星が地球や月に対して一番近くなっているときで、火星と地球との距離は五千六百万キロほどになっているはずだった。
三十年後の世界 (新字新仮名) / 海野十三(著)