トップ
>
しりきりばんてん
ふりがな文庫
“しりきりばんてん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
尻切半纏
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
尻切半纏
(逆引き)
屏風
(
びょうぶ
)
のようになった岩の蔭。水を飛び越えて七兵衛は声のする方へ行って見ると、笠をかぶって首から肩へ袋をかけて、
尻切半纏
(
しりきりばんてん
)
を着た十五六の少年が一人、水の中を歩いています。
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
敷居際に
蹲
(
つくば
)
った捨吉が、肩のあたりに千草色の
古股引
(
ふるももひき
)
、
垢
(
あか
)
じみた
尻切半纏
(
しりきりばんてん
)
、よれよれの三尺、
胞衣
(
えな
)
かと
怪
(
あやし
)
まれる帽を
冠
(
かぶ
)
って、
手拭
(
てぬぐい
)
を首に巻き、引出し附のがたがた箱と、
海鼠形
(
なまこなり
)
の
小盥
(
こだらい
)
註文帳
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
しりきりばんてん(尻切半纏)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
しりきればんてん