“しらね”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
白峰58.3%
白根38.9%
白嶺2.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
眼ざといM君がさす方に、深い雪の山、甲斐かい白峰しらね——北岳だそうだ。この国しらす峻嶺は、厳として群山むれやまの後にそびえているのだ。
雪の武石峠 (新字新仮名) / 別所梅之助(著)
上州の吾妻あがつまの渓谷から草津を経て、白根しらね万座まんざ、更に渋峠しぶたうげを越して信州に出る間も段々避暑地として目をつけられて来てゐるやうです。
談片 (新字旧仮名) / 田山花袋田山録弥(著)
たこきれて白嶺しらねたけを行方かな 桃妖
河伯令嬢 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)