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しゅぬり
ふりがな文庫
“しゅぬり”の漢字の書き方と例文
語句
割合
朱塗
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
朱塗
(逆引き)
朱塗
(
しゅぬり
)
の
広蓋
(
ひろぶた
)
へ、ゆうべの皿小鉢や徳利をガチャガチャさせて、またそこへ、だらしのない女が二階から持って降りてくる。
鳴門秘帖:02 江戸の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
朱塗
(
しゅぬり
)
の
不動堂
(
ふどうどう
)
は幸にして震災を免れしかど、境内の
碑碣
(
ひけつ
)
は悉くいづこにか運び去られて、懸崖の上には三層の西洋づくり
東豊山
(
とうほうざん
)
の眺望を
遮断
(
しゃだん
)
したり。
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
正面には一段高い所があって、その上に
朱塗
(
しゅぬり
)
の
曲禄
(
きょくろく
)
が三つすえてある。それが、その下に、一面に並べてある安直な
椅子
(
いす
)
と、妙な対照をつくっていた。
葬儀記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
しゅぬり(朱塗)の例文をもっと
(29作品)
見る
“しゅぬり”の意味
《名詞》
朱の色に塗装すること。また、そのようなもの。
(出典:Wiktionary)
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