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しゅうめつ
ふりがな文庫
“しゅうめつ”の漢字の書き方と例文
語句
割合
終滅
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
終滅
(逆引き)
たとえ、
気味
(
きみ
)
の
悪
(
わる
)
い、
冷
(
つめ
)
たい
風
(
かぜ
)
が、いつか
彼
(
かれ
)
に
対
(
たい
)
しても、すべてのものの
終滅
(
しゅうめつ
)
を
思
(
おも
)
い
出
(
だ
)
させるように、
顔
(
かお
)
をなでていったけれど、
工夫
(
こうふ
)
には、
気
(
き
)
づかないことでした。
老工夫と電灯:――大人の童話――
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
一箇の人間の魂が、かくも壮絶な、かくも荘厳な——
終滅
(
しゅうめつ
)
の美を発するものかと、それへかかって行く者も、討って取らんと進み寄る者も、ひとしく、今は敵味方というけじめがない。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
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