“しゃくそん”の漢字の書き方と例文
語句割合
釈尊100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
(一気に強く)弥陀みだの本願まことにおわしまさば、釈尊しゃくそんの教説虚言ではありますまい。釈尊の教説虚言ならずば、善導ぜんどうの御釈偽りでございますまい。
出家とその弟子 (新字新仮名) / 倉田百三(著)
「そのほか、慈眼大師じげんだいし銅製どうせい誕生仏たんじょうぶつ釈尊しゃくそん苦行くぎょうのお木像もくぞう、同じく入涅槃像にゅうねはんぞう、いずれも、稀代きだいの名作にござりまする」
丹下左膳:03 日光の巻 (新字新仮名) / 林不忘(著)
中央の岩上に結跏趺坐けっかふざした釈尊しゃくそんの周囲に、怪奇な魔衆が群り集っている、空想の限りをっくした絵である。
『西遊記』の夢 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)