“しつぺい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
疾病83.3%
竹箆16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕は同人の重だつた人々に赤彦君の疾病しつぺいの経過の大体を話し、一月廿一日にばんさんから胃癌の宣告を受けたこと。二月二日に胃腸病院の神保孝太郎じんぼかうたらう博士の診察を受けたこと。
島木赤彦臨終記 (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
一、夫婦の一方が、疾病しつぺいかゝりたるときは、隣人として看護の労をとること、たゞし、体温三十八度以下の風邪、又は単に頭痛腰痛み等にありては、必要に応じ、薬を調達するのみをもつて足れりとす
世帯休業 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
「金でなきアいゝでせう、竹箆しつぺいとか、餅菓子とか——」