“しっけ”の漢字の書き方と例文
語句割合
湿気100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これは年中湿気しっけの多い東京の天気に対して全然信用を置かぬからである。変りやすいは男心に秋の空、それにおかみ御政事おせいじとばかりきまったものではない。
書類は厚さにしてほぼ二すんもあったが、風の通らない湿気しっけた所に長い間放り込んであったせいか、虫に食われた一筋のあとが偶然健三の眼を懐古的にした。
道草 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
桐材は軽いということのほかに伸縮が少いとか、湿気しっけや火気に強いとか、または色に品位があるとかを特色とします。用材は福島県のものが良いとされます。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)