“しげとう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
重籐88.9%
繁藤11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あちらの十六丁はつげはぜの丸木弓でござります。ちと古風でござりまするが、それがお不向きでござりましたら、こちらが真巻きにぬり重籐しげとう、お隣が日輪、月輪、はずれが節巻きに村重籐むらしげとう
とお國が重籐しげとうの弓のおれ取出とりだし、源次郎に渡す。
土佐の国中から穴内あなない川の渓へ越える繁藤しげとうに、肥後の人吉から日向へ越える加久藤かくとうは、共に有名な峠であるがこのとうもまた「たを」であろう。
峠に関する二、三の考察 (新字新仮名) / 柳田国男(著)