“しぎょ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
仔魚40.0%
史魚40.0%
子魚20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
までえて、数匹すうひき仔魚しぎょを、親切しんせつにもつてきてくれたのである。
金魚は死んでいた (新字新仮名) / 大下宇陀児(著)
子路が納得し難げな顔色で立去った時、その後姿を見送りながら、孔子が愀然しゅうぜんとして言った。くにに道有る時も直きこと矢のごとし。道無き時もまた矢のごとし。あの男も衛の史魚しぎょの類だな。
弟子 (新字新仮名) / 中島敦(著)
「おります。平原の人で華欽かきんあざな子魚しぎょという者。もと曹操に愛せられた男ですが、これを用いれば適役でしょう」
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)