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しいかかんげん
ふりがな文庫
“しいかかんげん”の漢字の書き方と例文
語句
割合
詩歌管絃
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
詩歌管絃
(逆引き)
朝な夕な
詩歌管絃
(
しいかかんげん
)
の
宴楽
(
えんがく
)
を張り、
酒池肉林
(
しゅちにくりん
)
の栄華を極める身の上———ちょうど大昔の支那やロオマの王様のような境遇を、ぼんやりと脳裡に描いて楽んで居た。
小僧の夢
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
下人
(
しもびと
)
の
憧
(
あこが
)
れる、華かな
詩歌管絃
(
しいかかんげん
)
の
宴
(
うたげ
)
も、彼にとっては何でしたろう? 移ろい
易
(
やす
)
い
栄華
(
えいが
)
の世界が彼にとっては何でしたろう? 花をかざして練り歩く
大宮人
(
おおみやびと
)
の中に
なよたけ
(新字新仮名)
/
加藤道夫
(著)
武張
(
ぶば
)
った事を御好みになりましたが、若殿様はまた
詩歌管絃
(
しいかかんげん
)
を何よりも御喜びなさいまして、その道々の名人上手とは、御身分の上下も御忘れになったような、隔てない御つき合いがございました。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
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