“宴楽”のいろいろな読み方と例文
旧字:宴樂
読み方割合
えんらく62.5%
えんがく25.0%
うたげ12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、ここでなくとも、家康はあまり宴楽えんらくに興味がない。日頃、彼が主催して、客や家中にする酒宴も、彼には実はおつとめだった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
朝な夕な詩歌管絃しいかかんげん宴楽えんがくを張り、酒池肉林しゅちにくりんの栄華を極める身の上———ちょうど大昔の支那やロオマの王様のような境遇を、ぼんやりと脳裡に描いて楽んで居た。
小僧の夢 (新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)