“ざつよう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
雑用60.0%
雑窯40.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
針仕事はりしごと煮炊にたきもよくは出来できない道子みちこ手馴てなれない家庭かてい雑用ざつようはれる。
吾妻橋 (新字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)
これに反し後者は今まで知る人がほとんどない雑窯ざつようの一つでありました。しかしこの十五年ほどの間に新しい道で熱心に日常の器物を焼き続けました。
手仕事の日本 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)
それはどんな歴史にもまだ書いてはない。また日田のどんな産物にも挙げてはない。「日田もの」と近在の陶器屋で呼んではいるが、土地の雑窯ざつようを意味するに過ぎない。
日田の皿山 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)