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ざいしょう
ふりがな文庫
“ざいしょう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
罪障
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
罪障
(逆引き)
「山鳥がお友だち、洒落てるわねえ。」と
下向
(
げこう
)
の橋を渡りながら言った、——「洒落てるわねえ」では困る、
罪障
(
ざいしょう
)
の深い女性は、ここに至ってもこれを聞いても尼にもならない。
遺稿:02 遺稿
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
赤星ジュリアが
蜉蝣
(
かげろう
)
の生命よりももっと
果敢
(
はか
)
ない時間に対し必死の希望を賭け、救おうにも救いきれない恐ろしき
罪障
(
ざいしょう
)
をなんとかして此の一瞬の舞台芸術によって
浄化
(
じょうか
)
したいと願っている。
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「仏法でもいうではないか、そこを“女性の
罪障
(
ざいしょう
)
の深さ”だと。亡き良人の友へ、余りに美しく泣いてみせるなどは、その罪、半分は女にもある」
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ざいしょう(罪障)の例文をもっと
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