“ざいごう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
罪業80.0%
在郷17.8%
罪劫2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
和煦わくの作用ではない粛殺しゅくさつの運行である。げんたる天命に制せられて、無条件に生をけたる罪業ざいごうつぐなわんがために働らくのである。
野分 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
町の人がおどろくほどの健康色、つまり、日焼けしたはだの色というものは、町ふうではなく在郷ざいごうふうだからだ。
(新字新仮名) / 新美南吉(著)
「——考えてみりゃ、きょうはお釈迦しゃかさまのお生まれなさった日のはずだったが、それだのにあんな罪劫ざいごうの深いやつらがいるところを見ると、まだご功徳がお足りなさらねえのかな」