“ざいう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
在羽33.3%
座右33.3%
罪烏33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
二十三年八月磐が佐倉の寓を撤して赤羽にやどつた。当時狩谷矩之が赤羽にゐて東道主人をなしたのである。在桜ざいあう日記、在羽ざいう日記が良子刀自の許にある。「桜」はさくら、「羽」はあかばねである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)
〔譯〕心しづかにして、まさに能く白日を知る。眼明かにして、始めて青天を識りすと。此れ程伯氏ていはくしの句なり。青天白日は、常に我に在り。宜しく之を座右ざいうかゝげて、以て警戒けいかいと爲すべし。
暫時カーカーとやかましく鳴いた後、五六匹の折檻せっかん委員を選んで、かの罪烏ざいうをつつき殺してしまう。
動物界における善と悪 (新字新仮名) / 丘浅次郎(著)