“さよひめ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
佐用姫33.3%
佐用媛33.3%
佐容姫16.7%
小夜姫16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「では都の噂通り、あの松浦まつら佐用姫さよひめのように、御別れを御惜しみなすったのですか?」
俊寛 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
松浦まつら佐用媛さよひめは夫に別れた悲しさの余り、そのまゝ石につてしまつたといふぢやないか、つまり石は生の極致だね。」
陸中水沢みずさわに近い化粧けわい坂の薬師が、昔人柱に立った京の小夜姫さよひめという女の護持仏と伝え、またこの日を以て祭られるなどはその著しい例である(郷土研究二巻六九一頁)。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)