“さまのすけ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
左馬允37.5%
左馬介25.0%
左馬助25.0%
左馬之介12.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
などともっぱらいわれていたところへ、やがて秀吉の答礼として、津田左馬允さまのすけが来た折は、他の重臣に訪礼はなかったにかかわらず、ひとり石川数正の私邸だけには訪れて
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「追うて来た者があるとすれば、それはかならず左馬介さまのすけ光春であろう。光春はきのうわしの微行しのびを止めたい顔しておった」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
松林蝙也まつばやしへんや、通称を左馬助さまのすけという。天保版の武道流祖録によると
松林蝙也 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
同族の左馬之介さまのすけ光春様を始め、溝尾茂朝みぞおしげとも御牧兼顕みまきかねあき、斎藤内蔵助くらのすけ、村越三十郎、天野源右衛門、そのほか老臣旗本たちが、甲冑かっちゅうに身をかため、爛々らんらんと恐い眼をそろえて、たてを並べたように
茶漬三略 (新字新仮名) / 吉川英治(著)