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さねかた
ふりがな文庫
“さねかた”の漢字の書き方と例文
語句
割合
実方
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
実方
(逆引き)
宮城野
(
みやぎの
)
の萩、末の
松山
(
まつやま
)
の松、
実方
(
さねかた
)
中将の墓に
生
(
お
)
うる片葉の
薄
(
すすき
)
、
野田
(
のだ
)
の
玉川
(
たまがわ
)
の
葭
(
よし
)
、
名取
(
なと
)
りの
蓼
(
たで
)
、この五種を軸としたもので、今では一年の産額十万円に達していると云う。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
しかも著述でも世に
遺
(
のこ
)
そうという人に、忠実なる旅行家が不幸にしてなかったのである。藤原
実方
(
さねかた
)
が歌枕を見て参れと奥州へやられた事実は非常に悲しむべき不幸と考えられた。
地名の研究
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
実方
(
さねかた
)
の
長櫃
(
ながびつ
)
通る夏野かな 蕪村
俳句はかく解しかく味う
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
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