“さういう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
漕遊33.3%
然言33.3%
窓牖33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その上、美しいタンガニイカ湖の漕遊さういうは、全体として、アフリカ奥地ではめつたにない楽しいものでありました。
アフリカのスタンレー (新字旧仮名) / 豊島与志雄(著)
踏しめつゝ二足三足はし近く出行機會とたん裏口に人の足音爲ければ惣右衞門は耳引立てあれお時何やらうらで聲がするコレさお時早く行や行て見て來やれ是さ/\と急立せきたてられ女房は早々に立出誰殿かと云に彼の者小聲にて然言さういうこゑはお時樣やれ/\うれしやと言を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
想ふに當時このこしかけに坐するものは、碑碣のあなたなる林木郊野を見、往來織るが如き街道を見、又波靜なる入江を見つるならん、今は唯だ窓牖さういうある石屋せきおくの處々に立てるを望むのみ。