“さうあん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
草庵83.3%
草菴16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
薬草の芽をふく伯父の草庵さうあんに琴ひく人をへと思ふ日
舞姫 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
草庵さうあんに暫く居てはうちやふり せを
雑筆 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
裝潢さうくわうにはあふひの紋のあるにしきが用ゐてある。享保三年に八十三歳で、目黒村の草菴さうあんに於て祐天のじやくしたのは、島の歿した享保十一年に先つこと僅に八年である。
寿阿弥の手紙 (旧字旧仮名) / 森鴎外(著)