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さいぐう
ふりがな文庫
“さいぐう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
斎宮
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
斎宮
(逆引き)
中にも
斎宮
(
さいぐう
)
雅子内親王との贈答が多く、此のおん方とは随分長く契り交していたことが想像されるが、後撰集巻十三恋五の部には、宮が斎宮にならせられて伊勢へお下りになった時の敦忠の歌が
少将滋幹の母
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
自分は十一、二歳から歴史と文学書とが好きで、家の人に隠して読み
耽
(
ふけ
)
ったが、
天照大御神
(
あまてらすおおみかみ
)
の如き処女天皇の清らかな
気高
(
けだか
)
い御一生が
羨
(
うらやま
)
しかった。
伊勢
(
いせ
)
の
斎宮
(
さいぐう
)
加茂
(
かも
)
の斎院の
御上
(
おんうえ
)
などもなつかしかった。
私の貞操観
(新字新仮名)
/
与謝野晶子
(著)
斎宮
(
さいぐう
)
の母君の
御息所
(
みやすどころ
)
が物思いの慰めになろうかと、これは微行で来ていた物見車であった。素知らぬ顔をしていても左大臣家の者は皆それを心では知っていた。
源氏物語:09 葵
(新字新仮名)
/
紫式部
(著)
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(10作品)
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