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さいかちざか
ふりがな文庫
“さいかちざか”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
皀莢坂
40.0%
皀莢阪
20.0%
皀角坂
20.0%
皁莢坂
20.0%
▼ 他 1 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皀莢坂
(逆引き)
小野
治郎右衛門
(
じろうえもん
)
が手塩にかけた門下中でも、前記の亀井、根来、伊藤などと共に、
皀莢坂
(
さいかちざか
)
の
驍将
(
ぎょうしょう
)
といわれている一人でもあるし、——小次郎がどんじき屋の障子に
不遜
(
ふそん
)
な文句を書いて
宮本武蔵:07 二天の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
さいかちざか(皀莢坂)の例文をもっと
(2作品)
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皀莢阪
(逆引き)
東京に還って後毅堂は暫く職に就くことなく唯滞京すべき命を受けて水道橋内なる
皀莢阪
(
さいかちざか
)
下の家に留っていた。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
この時もまた家族を伴わず長男文豹と二、三の門人を従えて東京に来り、
駿河台
(
するがだい
)
皀莢阪
(
さいかちざか
)
下の官舎に入った。皀莢阪は駿河台の西端より水道橋の方に下る阪である。
下谷叢話
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
さいかちざか(皀莢阪)の例文をもっと
(1作品)
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皀角坂
(逆引き)
神田お茶の水の
昌平坂
(
しょうへいざか
)
は
駿河台
(
するがだい
)
岩崎邸門前
(
いわさきていもんぜん
)
の坂と同じく
万世橋
(
まんせいばし
)
を眼の下に
神田川
(
かんだがわ
)
を眺むるによろしく、
皀角坂
(
さいかちざか
)
(水道橋内駿河台西方)は牛込麹町の高台並びに
富嶽
(
ふがく
)
を望ましめ
日和下駄:一名 東京散策記
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
さいかちざか(皀角坂)の例文をもっと
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皁莢坂
(逆引き)
二度目に美妙を
訪
(
おとの
)
うたのは
駿河台
(
するがだい
)
の自宅であった。
水道橋
(
すいどうばし
)
内の
皁莢坂
(
さいかちざか
)
を駿河台へ登り切った
堤際
(
どてきわ
)
の、その頃坊城伯爵が
住
(
すま
)
っていた
旗本
(
はたもと
)
屋敷の長屋であった。
美妙斎美妙
(新字新仮名)
/
内田魯庵
(著)
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