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さいうんかく
ふりがな文庫
“さいうんかく”の漢字の書き方と例文
語句
割合
彩雲閣
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彩雲閣
(逆引き)
その上の麓の
彩雲閣
(
さいうんかく
)
(名鉄経営)の
楼上
(
ろうじょう
)
で、隆太郎のいわゆる「
香
(
にお
)
いのする
魚
(
うお
)
」を冷たいビールの乾杯で、初めて
爽快
(
そうかい
)
に風味して、ややしばらく
飽満
(
ほうまん
)
した、その
後
(
ご
)
のことであった。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
舟は
遡
(
さかのぼ
)
る。この高瀬舟の船尾には赤の
枠
(
わく
)
に黒で
彩雲閣
(
さいうんかく
)
と
奔放
(
ほんぽう
)
に染め出したフラフが
翻
(
ひるがえ
)
っている。前に
棹
(
さお
)
さすのが一人、
後
(
うしろ
)
に
櫓
(
ろ
)
をこぐのが一人、客は私と案内役の
名鉄
(
めいてつ
)
のM君である。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
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