“ごくん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
誤訓50.0%
呉君50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たとへば、羽前うぜんの「オイダミ」に置賜の文字もんじ充當じうたうしたのが、いまは「オキタマ」と誤訓ごくんされてゐる。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
和名わめい漢字かんじ和訓わくん充當じうたうしたものが、理由りいうなく誤訓ごくんされた惡例あくれいなりある。
国語尊重 (旧字旧仮名) / 伊東忠太(著)
いま、曹操と戦って赤壁せきへき大捷たいしょうを得たといっても、まだ曹操そのものは仆しておりません。成敗の分れ目はこれからです。一面に、呉君ごくん孫権には、先頃からまた、合淝がっぴ方面を攻めておらるる由。
三国志:08 望蜀の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)