トップ
>
こじきぼうず
ふりがな文庫
“こじきぼうず”の漢字の書き方と例文
語句
割合
乞食坊主
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
乞食坊主
(逆引き)
時々は
乞食坊主
(
こじきぼうず
)
の便利にも供せられたか知らぬが、一方にはそれが私たちの身の行いを、知らず
識
(
し
)
らずのうちにどの位、引き締めていたか知れぬのである。
年中行事覚書
(新字新仮名)
/
柳田国男
(著)
話が伝わり伝わって、その村へ来ていた、
乞食坊主
(
こじきぼうず
)
の耳へはいった時、坊主は、貉の唄を歌う理由を、仔細らしく説明した。——仏説に
転生輪廻
(
てんじょうりんね
)
と云う事がある。
貉
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
厭
(
いや
)
な、気味の悪い
乞食坊主
(
こじきぼうず
)
が、村へ流れ込んだと思ったので、そう思うと同時に、ばたばたと納戸へ入って、
箪笥
(
たんす
)
の
傍
(
そば
)
なる暗い隅へ、横ざまに
片膝
(
かたひざ
)
つくと、
忙
(
せわ
)
しく、しかし、
殆
(
ほと
)
んど無意識に
海異記
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
こじきぼうず(乞食坊主)の例文をもっと
(9作品)
見る
検索の候補
こじきばうず