トップ
>
こくえい
ふりがな文庫
“こくえい”の漢字の書き方と例文
語句
割合
黒影
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
黒影
(逆引き)
鷲
(
わし
)
の一
毛
(
もう
)
にもたらず、かれの姿は、
翼
(
つばさ
)
のかげにありとも見え、なしとも思われつつ、鷲そのものも、たちまち
鳩
(
はと
)
のごとく小さくなり、
雀
(
すずめ
)
ほどにうすらぎ、やがて、一点の
黒影
(
こくえい
)
となって
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
森厳藍碧
(
しんげんらんぺき
)
なる
琅玕殿裡
(
ろうかんでんり
)
。
黒影
(
こくえい
)
あり。——沖の
僧都
(
そうず
)
。
海神別荘
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
見ると、庭の向うの隅の所に湖水の薄明りを背景にして、一つの
黒影
(
こくえい
)
が
蹲
(
うずく
)
まっていました。
湖畔亭事件
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
こくえい(黒影)の例文をもっと
(9作品)
見る
検索の候補
かげろひ
くろかげ