“こがわ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
小川50.0%
粉河33.3%
粉川16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もう一本の小川こがわが何本にもなって、勢強く流れ落ちる。10725
「では、お着がえも相なりませぬな。川関にもかからず、地頭の領も経ずに、高野へ参るには、ただ一つ、ここより天野山金剛寺の裏岳うらだけを越え、葛城かつらぎから粉河こがわへ出る細道のみでございますが」
私本太平記:03 みなかみ帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その後、大峰に三度、葛城かつらぎに二度、高野こうや粉川こがわ金峰山きんぷせん白山はくさん、立山、富士のたけ、伊豆、箱根、信濃の戸隠とがくし、出羽の羽黒など、日本全国くまなく廻り修行した。