“こおりみずや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
氷水商50.0%
氷水屋50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
八時をすぐれば街はいよいよ熱閙のちまたとなりて、田舎者を待って偽物いかものを売る古道具商ふるどうぐや、女客を招いて恋を占う売卜者ばいぼくしゃ小児こどもを呼ぶ金魚商きんぎょや、労働者を迎うる氷水商こおりみずや
銀座の朝 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)
氷をそのままおなかいれるほど胃と腸とを害するものはありません。西洋人は日本の町に氷水屋こおりみずやの多いのを見て驚いているそうです。我邦わがくにの人は氷を飲むのでありません。匙ですくって氷をかじるのです。
食道楽:秋の巻 (新字新仮名) / 村井弦斎(著)