“げんぞく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゲンゾク
語句割合
還俗96.1%
元族2.0%
元賊2.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
逃亡後、しばらく江州ごうしゅうあたりに身をかくし、還俗げんぞくして、兄義輝の後を継いで、十四代将軍を名乗ったものである。年は二十七歳だった。
新書太閤記:03 第三分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
洪武こうぶ二十三年、太祖たいその命を奉じ、諸王と共に元族げんぞく漠北ばくほくに征す。秦王しんおう晋王しんおうきょにしてあえて進まず、王将軍傅友徳ふゆうとく等を率いて北出し、迤都山いとさんに至り、其将乃児不花ナルプファとりこにしてかえる。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
さしもの元賊げんぞく十万
新頌 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)