“げどく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
解毒80.0%
解読20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
解毒げどくまされて体がなおると、猶予ゆうよなく、おきまりの軍鶏籠とうまるかごに乗せられて、甲府表から江戸町奉行へ差立てになり、阿弥陀あみだ街道から笹子、小仏を揺られて来ました。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
なんにしても、早く医者をここへ引張ってきて、解毒げどくの注射をうってもらうとかして、正しい手当をうけさせねば駄目である。
火薬船 (新字新仮名) / 海野十三(著)
すけ。これならば僧侶が持ってもふしぎはない。また他人が見ても解読げどくはできぬ。あわせて、これを道誉へ渡せ」
私本太平記:10 風花帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)