“げしゆくずまひ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
下宿住50.0%
下宿住居50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おや兄弟きやうだいもないぼくには、こんなばんすこぶ感心かんしんしないので、おまけに下宿住げしゆくずまひ所謂いはゆる半夜燈前十年事、一時和雨到心頭といふ一けんだから堪忍たまつたものでない
湯ヶ原より (旧字旧仮名) / 国木田独歩(著)
博徒にも劣る非國民、無頼の放浪者、これが永久吾々の甘受すべき名譽の稱號である。私は其れ故、三十歳の今日まで隨所に下宿住居げしゆくずまひを喜んだ。
歓楽 (旧字旧仮名) / 永井荷風永井壮吉(著)