“げさくしゃ”の漢字の書き方と例文
語句割合
戯作者100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
戯作者げさくしゃ殿しんがりとしては、仮名垣魯文と、後に新聞記者になった山々亭有人さんさんていありんど条野採菊じょうのさいぎく)に指を屈しなければならない。
明治十年前後 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
戯作者げさくしゃ山東庵京伝さんとうあんきょうでんは、旧臘くれうちから筆を染め始めた黄表紙「心学早染草」の草稿が、まだ予定の半数も書けないために、扇屋から根引した新妻のおきく
曲亭馬琴 (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
のだいこまがいの金公は、下級戯作者げさくしゃのたわごとを受売りするように安っぽいつうがりで給仕を催促する。
大菩薩峠:36 新月の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)