“げさく”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:ゲサク
語句割合
戯作77.1%
下策20.0%
下作2.9%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼は戯作げさくの価値を否定して「勧懲かんちょうの具」と称しながら、常に彼のうちに磅礴ぼうはくする芸術的感興に遭遇すると、たちまち不安を感じ出した。
戯作三昧 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
一人の劉備を怖れて、将来のわずらいを除くために、四海の信望を失うなどは、下策げさくというもので、私は絶対に賛成できません
三国志:04 草莽の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
「お前らの話は、下作げさくで、根も、葉も、シンものうて、聞いただけ損になる」
花と龍 (新字新仮名) / 火野葦平(著)